あたらしい作品

 地元民芸店に卸す為の新作をこのところ作り続けている。
これはプレート皿。ケーキ皿といっても良いかな。
新作を次から次へと発表する。ヒット作がひとつふたつあればロングセラーには
なるのだが。意外とこの商売も大変です。
生み出す苦労は並大抵でない。よく義母が言っていた言葉です。

 土玉一個で皿一枚。
要するに皿一枚となる土の重さを決めて作り始めるのです。これは轆轤作り。
型　でやっても同様ですが。型をつくるのがメンドイ！
裏の削り作業が済んだら、表平面上をデザインします。あて線はつけません。
いきなり本番。引っ掻き始めます。
それが終わり半乾きとなったら、いちどエンゴーベで真っ白に。（上の写真）

それも乾き終わったら、いよいよ掻き落し作業です。これいつやっても快感！
ただ掻き落し過ぎると元の線が消えてしまいます、要注意！
今から仕上がりが楽しみです。