2018年7月1日日曜日

楽と歩けば


夕方、日中の強烈な日差しが去った頃、例のまんまるな目をして、「行くか?
行くのか?どうするんだ?」と問い掛けている飼い猫の楽(らく)の姿がある。


必死の表情につい負けてしまう。そしていつもの散歩道.....。



日に日に青々としてくる田を横に見て、雑木林の丘の頂上目指して一人と一匹が登って行く。
かなり葉の量も増えて周囲はうっそうとしてきているが、風が吹き渡り気持ち良い。




楽はさっそく地面から遥か上の倒木へ。どうだ此処までは来られまい、という顔つきで私の事を見下ろしている。得意満面だ。


彼女にはこの頂上に於いてもちゃんとコースがある。此処なら来られるわよ、という感じで先導して案内してくれる。

取り立ててどこが素晴らしい景色と言う所ではないのだが、彼女にとってはこの散歩、至福の時であるらしい。

仕事がら毎日は無理だが、時間のある時はなるべく付き合ってやっている。
オイっ、もう薄暗くなってきたからそろそろ帰るよ、と声かけすると、えぇもう...と
不満げな顔つきで倒木から降りてくる。
いっぱい遊んだから又今度こようね。


散歩時に持参する猫おやつ「猫福」を数粒やる。これが又うまいらしい。ガツガツとろくに噛まずに飲み込んで、いざ下山!


帰路は寄り道しながらののんびり帰宅だ。アジサイの超特大花”アナベル”に話しかけるブルーベリーも実が今年は充実している。庭に咲く彼女たちも、オイオイ又あの一人と一匹のんべんだらりと帰って来たわよ、と言っているようだ。

我が家も我が家周辺もいつもと変わりないこの頃の風景だ。
ここに住み暮らして30年以上。いつまでこの自然が保たれるのかは知らないが、
人も自然の一部分だという事を思い起こさせてくれる時間に感謝したい。

梅雨も早々に今年は明けて、明日もふたたび高温注意報がでている。
長い暑い夏になりそうだ。

2018年5月8日火曜日

陶器市九日目(最終日) 決着

一昨日今年春の陶器市全日程終了。

「海炎窯☆作品店」にお越しの皆々様有難うございました。

益子へ、陶器市へ、初めて来られたという方々の声が

一番多い今回の市でした。

”どうでした?如何でした?印象は?” の質問に

”良かった・いろんな食べ物屋があった・美味しかった” 等々の御答えに

ちょっと複雑な心境になりました。

「おい!やきもの屋、瀬戸屋、がんばらねぇと食い物屋に全部
 乗っ取られるぞ!!!」

新聞などには相変わらずの「陶器市○○人の人出」と載るのだろう。

益子の陶器市ならぬ近頃では 益子全国の陶器市と言っても最早

過言ではないこの催事。

果たして地元の業者のふところはどれほど潤ったのだろうか?

今回「海炎窯☆作品店」ではこんな券を、作品を買って頂いた皆さんにお配りした。



11月および来年春の陶器市にうちのテント店で使えます。

どうぞよろしく。

次回又元気に会場で再会致しましょう。皆様有難うございました。

2018年5月5日土曜日

陶器市八日目 辛抱

5月5日こどもの日。

食い物屋が立ち並び、春の市にはジェラート屋が出没する益子の陶器市。

やきものやの店だけがしんとしている。

「ライヴ」もやってるぜ!

フルートだかオカリナだか一日幾度演奏時間を設けているのか?

毎日テント店に出張っている身にもなって欲しい。

モノが売れている時は何を演奏してようが構わない、どうせ聞こえないのだから。

「売れぬ時」、これが堪える。時として神経を逆なでされているような.....。
癇に障るというのは言い過ぎか...。
うるさい。頼むから静かにして音をたてないでくれ...............................。

音楽と言うのは微妙なものである。その音に対して誰もが喜ぶわけでも
ないだろう。嫌いな音、出来れば聞いていたくない音というものもあるはずだ。

品物は売れず、一日中その音だけが脳の中をエンドレスに駆け巡る。
これはもはや 拷問 だ。

そんな責め苦にあえぎながら、本日もせっせと商売に勤しんでいる自分がいる。
何とみじめな時を過ごしているのだろう.................................................。

陶器市七日目 再起

前回5/3は気象に裏切られた感あり。

本日5/4も雨・風・晴れ間と目まぐるしい天候。

それにしても今回ほど「益子初めて!」の御客人の何と多いことか.....。

こんな田舎のカーニバルでさえ、時の変化を感じてしまう。

陶器市なのだが陶器を買いに来ている客人は多くは無い。

いち祭りの中へ自己を漬け込んでいるだけ。物見遊山。

「ましこのとうきいち」などというネーミングはその内に過去のものと
なるだろう。残念ながら。

カルニバル・マルシェ・エトセトラ.....えぇいめんどくせぇ、食い物屋が

多くなった陶器市、いっそ片っ端ぱら食いつぶせ!

前回と同じ写真。益子某所、夜のネオン街。昼間は死んだように眠っている。

2018年5月4日金曜日

陶器市六日目 休憩


昨日市六日目市終了。

朝からの雨。時間が止まったようだ。こんなみじめな5/3はかつて無い。

出鼻をくじかれた感あり。

午後より曇天。人出はあるも商売に結び付かず。

残念無念の一日也。

2018年5月3日木曜日

陶器市五日目 疑惑



五日目(5/2)終了。

誰かがどこかで並んでる。

最近の陶器市の風景で、早朝から長蛇の列をなしている店舗をみかける。

昔は無かった事なので、当初は不思議に思えたものだが、今は当然の絵となっている。

聞くところによると、”お客を並ばせ、整理券を配り、作品を見せる一人当たりの
持ち時間を決め、買わせる” という流れだそうだ。

ひぇ~っ! お客様は神様じゃないのかい? 売ってる人、そうとうエライひと
なんだな。

開店してしまうと、なかなか周囲の状況を伺い知る事は先ず無い。二人で店番を
していれば、交代でご近所を見回る事も可能なんだが.....。
自分の事で精一杯である。

おなじみさんが来てその話をしたら、”あぁそれジャニーズショップでやってる
やり方よ”とおっしゃってた。

あそうかぁ、芸能人がらみの店舗ではそうやってモノを売ってるんだ、成程な
と思いました。

世の中なんでもあれの御時世。てっとりばやく取り入れるんだなぁ.....。

ジャニーズショップか、60過ぎてちゃなぁ.....。

たどりついたらいつも雨ふり。

本日朝からあいにくの雨。

こんな日に訪れるお客人を大切にもてなしながら

商売にいそしもう。

何処の誰かは知らないけれど、誰もがみんな知ってる陶芸家を目指して..........。

 ※写真は去年秋の市から設けられた「出店者専用駐車場」(複数個所あり)。

2018年5月2日水曜日

陶器市四日目 四方八方


昨日市四日目。

休日でも祭日でもない日。こういう日は以前はお客人がそれ程益子を
訪れる日ではなかったが、最近ではお昼前後に結構な人出となる。

天候にも恵まれて、というか真夏の様な暑さの中を、みなさん汗をふきふき
歩いておられる。

昨日はイギリスからの来訪者、今日は台湾からの来訪者があり、台湾女性
お二方はなんと同業者であった。
双方ともに片言の言語のやりとりで、さてどれほど理解できたか?
陶器市に並ぶ多くの 作品 に刺激を受けて母国へ帰国するとの事でした。
ささやかな文化交流がやがて大きなうねりになればなぁ、と感じたひと時でした。

埼玉久喜からの男性客二名。幼児教育に関わっておられる方々。
経験豊かな陶芸家が作られた食器を、幼児たちにじかに使わせたいとの事。
これから試行錯誤しながら形を整えていきたい、とおっしゃっていた。
私の”RAKU”シリーズの銘々皿を買っていかれた。新しい試み、頑張って下さいね。

本日5月2日も普通の日ながら、今日も一体どのような方々との出会いが
あるのだろうか。

でわ、いざテント店へ出陣!