風に吹かれて.....のはずが。

11月もあと二日。

今月初めに秋の陶器市も済み、今年最後の手びねり会も先日無事に終了。

やっと一段落と思いきや、窯場へ行けばアレも処理せねばならず、又

轆轤場の棚にはコンテナへ詰めねばならぬ物が山積し、こりゃ

のんびり構えている場合ではなく、片付け片付けの毎日になりそうだ。

さしあたり急ぎの注文品も無く、とりあえずは 清掃第一 で日々頑張る。

その間をぬって 轆轤挽き もひさしぶりに行う。

来年後半の展示会に出品予定の作品づくりを今から少しづつ行う。

何せ数が少なくないので。

ものをうみだす、つくりだす世界に身をおいて数十年。今までのような

時間は自分にとって無いはずだ。ひとつでもいいものを残しておきたい。

コレとアレを張り合わせればソレが生まれる、といった塩梅の昨今の

考え方見方は物足りない。そんな薄っぺらなやりかたでいいのであるならば

誰しもがお手軽な 起業家 になれるのだろう。いい御時世だ。

そんなこんなを頭の隅に置きつつ、本日も精一杯体を動かした。

どんな新年が待ち受けているのやら、期待と不安でのりきるしか

無いのだろうな。

※  写真は 波状紋 のデザインが済んだ大鉢三種。

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