ここまで そして ここから


シャコバサボテンの花が咲きました。ある方の葬儀の折、頂いた鉢植えです。鉢替えしながらここまで成長しました。

生きものを育てるには「手入れ」が必要だ、というのは植物を手元に置いてみるとよく判る事です。
四季折々、その時々で表情があるんですよね。

生きるがままに任せるとき。こちらが手を加えてやるとき。
動物も植物も同じなんですね。お互いがお互いを見つめ合って、生きる。

ヒトは往々にしてエゴ丸出しで突っ走っている時があります。己の見方、考え方を遮二無二相手に押し付ける.....覚えはありませんか?

   2014年という時間も残すところ二週間を切りました。みなさんにとってどういう年でしたか?

   私は正直なところ、”よくぞ今年も生き残れた”という感が強いです。

   10月から新局面が加わりました。「陶芸教室」です。

   教室の舞台は、益子ではなく東京にもっていきました。益子に住んではや四半世紀以上
   になりますが、

   元々は東京上野で生まれ、下町深川で育った者です。未だに忘れがたいんですね、
   ふるさと が。

   やるなら東京で...と考えていました。様々な御縁を頂き、南千住という場面を与えられました。

   危惧も無論ありました。はたして生徒さんが集まるんだろか?という...。

   案ずるより生むがやすし、でしょうか。多数の方に参加していただき、嬉しかったです。

   10月11月とまだ会は二回重ねただけですが、意外に「教わる事」の多さに私自身

   驚いております。「教える事」の難しさを改めて感じているところです。

   「楽しい雰囲気の教室」「つくる事以外にやきものの事を少しわかってもらう教室」を
   モットーにしてます。

   教える側も教わる側も、どれほど成長できるかはわかりません。押し付けがましくなく、
   かといって決めるところはピシッと決めて...。
   お互いがお互いを見つめ合ってやっていきたい 教室 です。

   来年からは隔月奇数月の半ばの土日開催予定です。
   生徒さん、どうぞよろしく!

   その第1弾、1月は17日、18日の土日です。後日また詳しく連絡致します。
   11月の「小鉢づくり」の延長線かもしれませんが、「中深鉢」作りを予定してます。
   お楽しみに。

   何かと気ぜわしい時期。
   どちらさまも風邪などひかれませぬように。どうぞ御自愛下さい。
   でわまた.....。

 

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