気がつけば、この2月も後四日ほどで終わる。月日の過ぎ去るのが何とはやいことか。
このブログを読んで下さる方々にも、新年の挨拶もせず、ぬけぬけとここまで来てしまったこと、なにとぞ御容赦ください。改めまして、本年もどうぞよろしく願います。
海炎窯もブタンガス仕様からプロパンガス仕様になり、早一年が経ちました。先日その通算9回目の本焼きを無事終えました。思えば、事故後焦りに焦って時を費やした昨年一年でした。どうにかこうやって生きながらえているのも、地元民芸店および個人からの発注があったからこそと思います。いま少し自分の「やきもの」を追い続けることが出来る事、感謝のみです。
正月三が日が明けた頃から作業開始となった今年、より作業の内容を深めるために、1月はpot急須作りに終始しました。他作品は一点も作らず。
pot急須は、ご承知のとおり各パーツ(ボディ、口、持ち手、蓋)の貼り合わせで一点となります。それに言い加えれば、mm単位での作業もあるため、すべてを一人で処理するのには一気に数を増やすのは御法度。(乾燥がそれぞれ異なりますのでね)ゆえに一日に作る数を制限して仕事をすすめていました。終えてみればその数百個以上。後にも先にもこのような仕事の仕方は未だ嘗てありませんでした。
なにゆえこのような作業工程をしたか、それはやはり「歳」のせいでしょうか、出来得ればより良いものを残したい表現したい、ただその為だけに。人間である以上まして手仕事の世界にいる以上、より納得のゆく作品つくりを心がけたい、の一言でしょう。基礎として、師から教わったことを解釈し、自分流に応用し昇華すること、それがこの仕事の醍醐味のひとつと考えて、今までに至っています。「手仕事」は丁寧に細やかに。「技」の伝達継承なども本当はここまで歩んでみれば、やってみたかった事のひとつではありましたが、やはり時代の流れ勢いには逆らえませんでした、はっきり言って、自分の事で精一杯。
土つくりをやり、釉薬つくりもやり、作品つくり、窯焚き等、作業工程の多いこの仕事、自分に残された時間があとどの位あるかは知るよしもありませんが、時ある限り又体が動かせる限りに於いては、少しでも長く続けていたいものです。
さて明日からは、この春の地元陶器市用の作品つくりに邁進します。再会できるであろう方々のお顔を思い浮かべながら、取り組む次第です。またどうぞよろしく。
※ 添付写真と内容文は一切関係ありません。(自作品ではありますがね)
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