ZOOっとART展(5)作家の目と作家を見る目


 画家ルソーの絵。この絵が今回のコラボ展のそもそもの始まりかもしれない。

画家は実際にこのジャングルを訪れたわけでは無い。これら動物たちを見たわけでも
無い。そもそも画家に師匠はいなかった。
独学で絵画の勉強をして、空想でその世界を表現した。
稀な画家であったし、稀な時代でもあったか...。

画家が残した作品によっては、その滑稽さに微笑み又不安感を覚えたりもした。
アンバランスとユーモアとをないまぜにしたのがこの画家のひとつの特徴でも
あるか。

このジャングルに自分が作った 動物たち を置いてみたい。
そんな発想から今回の催事が生まれた。

堀田真澄さん描くところの動物たちそして植物たちとうまくコラボレイションして
ひとつの独特な世界が生まれ出ればと思う。

作家が自己の眼で捉えた対象物を作品にして、又その作品をみて下さる人々の目が
あって作品は息づく。
私が今回作った作品のひとつ、ちょっと太めのミーアキャット。
この背中の穴に私はペン類を入れてます。

アニモ動物園開催まであと一週間。
お越し頂いた皆様は楽しんで下さるだろうか?

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