アレモコレモソレモドレモ.....

12月の手びねり会(11日)が終われば少し暇ができるだろう。

とんでもないことだった。

気が付けば今日は30日。ろくろ場はこんな状態だし、


隣の窯場にしても足の踏み場が、無い。


手びねりの東京での仕事から帰ったら先ず本焼きだ、と考えていたのだが。この注文品も今

作っておかねば、あの注文品も今週中には削っておかねば、etcetc.....。

とうとう窯焚きがいちばん後回しになってしまった。

どうにかこうにか釉掛け窯詰めをほぼ完了させて、元日早々の火入れ予定とあいなった。


一昔前はよく年末から年始にかけて、或いは元日から二日にかけて窯を焚くのを恒例としていた。

何年ぶりかの実施だ。

昨日今日と益子の朝はマイナス気温である。

気温が低過ぎるとガス窯の点火時の火も点きが良くない。

寒いのを嫌うのはどうも人間だけではなさそうである。

夏場は窯場内最高時気温50度以上になるのだが、冬場特にこれから3月の初めにかけては、

火が安定してからもなかなか室内が暖まらない。

私自身が冬大嫌いなので、つらい時期だ。

とは言え、今年最後の窯焚きの窯の中は注文品他、遅れに遅れてしまった 干支作品 も

含まれているので油断はできない。

来年は今年以上に気合も入れて仕事の集大成だ。3,40代の頃とは異なりそう時間も

無いだろう。いい仕事をせねば!

のんびりと正月気分に浸ってられない海炎窯なのだ。

ともあれこの一年間も応援してくださった皆々様、本当に有難うございました。引き続き来年も

どうぞよろしく願います。

静かで穏やかな新年を皆様お過ごし下さいませ。

コメント