益子秋の陶器市2016

リニューアル。

少しだが売り場の雰囲気を変えた。作品を並べる棚の高さを少しUP。

30年近く同じ場所同じ店構えでやってきた。時代の変化を最近とみに感じる。

陶器市のテントの中から人々の流れを見ているだけでも感ずる点は多い。

外が変化するのであれば、内である自信も変化しないと乗り切れない。

何をどう変えればいいのかは自分で考えればいい。

人に言われたからこうする。あそこがこうしてるのだから此処もそうする、では駄目だ。

じっくりよく考えて自分で小さな目標をたててそれに向かって一歩一歩あゆめばいい。

昨晩いっぽんのメールが届いた。

”いつものところでやってますか?”

一番うれしく感じる便りだ。待っててくれる、期待しててくれる。

このようなお客さんが一人居てくれる事によって、私個人の気構えが変わる。

より良いものを作ろうと。

困難な時代はこれからも続く。

ものを作ってそれを売ることの難しさをつくづく思い知らされる時代だ。

とにかく作って店に卸せば売れる(益子に於いて、ですが)時代は既に終わっている。

店も作り手も悩みに悩んでモノを売っている時代だ。

そこを生き抜かなければならない。

陶器市だ、祭りだ、と浮かれている間に人々はどんどん離れてゆく。

祭りに、市に、楽しみながら参加して生き残らねばならない。

明日から7日まで、真剣勝負である。

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