2013年5月29日水曜日

締め直し。仕切り直し。


こちらを片付けあちらを片付け、そうこうしてる内に5月もあと二日で終わる。つくづく時の移ろいを速く感じる。

まだ土を練っていない。まだ作品を作っていない。まだ陶器市以来、窯を焚いていない。一体何をしてたんだろうか?

ようやく最近二台の蹴りロクロの縄を新しいものに巻き直している。中のベアリング二箇所周辺を清掃し、カビ臭さの古新聞を取り除き、縄をキリッと締めたことにより、気持ちも引き締まった感じだ。

この唐津の蹴りロクロも随分長く使用している。写真は作業中なので上下逆さまだが、蹴る箇所、土をのせる箇所、だいぶ変形している。
道具もこれだけ変化しているのだから、それを使っている私自身も相当くたびれてきてるのだろうな、と一人ロクロを回しながら思う時がある。

手仕事という職種はおもしろいもので、それを続ければ続けたなりのある種その人自身の クセ が生まれる。そこをとって、味がある といわれるのかも知れない。「味」も様々である。万人好みのものか、ある一部の好みか、それに関しては大げさに言えば神のみぞ知る、というところか。
私も含め、手仕事をする人々は基本を学び、応用を利かせ、最終的に 自分流 にたどり着く。
手仕事は時を積み重ねる職種だ。健康を先ず第一に、こつこつと自分流をめざしながら暮らしてゆく。広義でも狭義でも ”良いもの” というものはそのようにつくられてゆくものなのだろう。

ロクロの縄を締め直し、我が心を仕切り直したところで、新しい作品づくりに取り掛かりますかな。


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