南三陸からの贈り物


わたしの若い友人は宮城県の南三陸町に住んでいる。昨年の311で大被害を被り、家も車も何もかも失った。が、 命 は助かった。彼の御両親は彼の地で食堂を営んでいたのだが、その店舗も津波が飲み込んでいった。

幸い近頃ようやくではあるが、プレハブの仮店舗で食堂の営業が再開したようだ。一時はすべてをあきらめて途方にくれてしまったようだが、生命の源が意欲を奮い立たせたのだろう。

美味しいものを提供していた店に人々が再び集まり始めている。一人一人の復活が大きな復興への足がかりとなる。

彼の地から海のたからものが届いた。その色、艶、味、どれをとっても申し分の無いものだ。自然は恵みの糧を人に与える。また時として容赦なくその猛威をも人に及ぼす。大自然と共存している事を再確認しながら、有り難く頂戴する事にする。 いただきます!

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